禁煙を始めたとたん猛烈な眠気に襲われたという経験はありませんか?この眠気は禁煙による離脱症状が原因です。では、なぜ禁煙すると眠気が襲い掛かってくるのか、その作用についてまとめてみました。

眠気に襲われる禁煙中の男性

禁煙中に代謝の低下したセロトニンを増やす

喫煙を日常的に行うと、セロトニンという脳内の神経伝達物質の代謝に関係する酵素の働きが阻害されます。よって喫煙者の脳内ではセロトニンの濃度が非喫煙者と違って高いので、禁煙をすると離脱症状が起こります。セロトニンは精神面に大きな影響を与えており、心を安定させるので幸せホルモンと呼ばれています。禁煙するとその代謝が早くなるため、うつ状態に陥る人が増えます。喫煙によって体内に取り込まれたニコチンなどの有害物質が代謝されるのは、およそ3ヶ月間です。よってその期間は禁煙による症状が出やすくなっています。セロトニンを増やすためには、朝日を浴びると良いです。外出が少ない人や夜型の生活の人は、朝起きて5分間太陽の光を浴びます。また腹式呼吸もセロトニンを多く分泌します。腹式呼吸のように一定のリズムで行う運動が効果的で、腹式呼吸自体にも精神面を安定させる作用があります。ストレスの多い現代では、呼吸が浅くなっているので深く息を吐き出すことを意識するだけでも気持ちのあり方が変わります。同じようにリズムを刻む運動に咀嚼があります。毎日食事の時に咀嚼をしますが、おやつなどにガムを噛むこともできます。リズム運動は5分~30分かけると良いです。禁煙中は、家族や友人などとコミニュケーションをとることも大切です。例えばサルは毛づくろいをすることでノミを除去するだけでなく、ストレスを解消すると言われています。人間も仲間と接することでセロトニンの分泌量が増えます。食べ物ではビターチョコレートがおしすめです。チョコレートには必須アミノ酸であるトリプトファンが含まれています。トリプトファンはセロトニンの材料として禁煙をサポートします。