禁煙を始めたとたん猛烈な眠気に襲われたという経験はありませんか?この眠気は禁煙による離脱症状が原因です。では、なぜ禁煙すると眠気が襲い掛かってくるのか、その作用についてまとめてみました。

眠気に襲われる禁煙中の男性

禁煙中の眠気防止方法

喫煙によって脳に大量のニコチンが送られると、次第にニコチンを摂取することが慢性化します。元々脳には神経伝達物質のアセチルコリンが興奮や覚醒、抑制などを統制しています。余ったアセチルコリンは酵素によって分解されますが、ニコチンは分解されずに受容体と結合したままです。アセチルコリンよりも刺激を強く長時間に渡って与えるので、脳はアセチルコリンを作ることを放棄します。禁煙中はニコチンを摂取しないので、アセチルコリンの働きをする物質が供給されずに眠気が襲います。禁煙中の眠気対策では、カフェインを摂取すると良いです。禁煙中の人は以前よりコーヒーを多く飲むようになったケースも多いです。カフェインには脳を覚醒させる作用があるので、一時的な眠気防止に効果があります。ただし飲み過ぎると胃炎や胃痛を起こすので、基本的には生活リズムを改善することで根本的に対処します。喫煙は交感神経と副交感神経のバランスを乱すので、規則正しい生活に戻すことで自律神経の調整を行います。夜の10時~夜中2時は自律神経が整えられる時間帯なので、夜ふかしを止めて就寝します。眠気を感じるのは禁煙してからおよそ3ヶ月間です。その間は仕事に影響が出ることもありため、仮眠を取れる時に5分~20分体を休めるようにすれば、突然睡魔がやって来る心配はありません。20分以内の仮眠は脳をすっきりさせますが、たくさん眠ると自律神経が乱れて余計に眠たくなります。また運動も脳に適度な刺激を与えます。ストレッチなど会社にいても筋肉を動かすことはできます。特に喫煙していた時に運動を全く行わなかった人は、慢性的な運動不足になっているので、運動の効果を得やすいです。