カスタムソケットとは、利用する人にとって使いやすいように既存のソケットをカスタマイズしたものということになります。ソケットはだいたいのイメージは分かるでしょうが、簡単に言えば接続端子のことであり、例えば電球を差し込む部分のことをこのように呼ぶなど電気機器の接続について使われることが多い用語ですが、より広い意味で電気とは無関係に使われることもあります。例えばドライバーやレンチなどの工具の中には、持ち手部分と先端部が分かれるようになっており、用途に応じて先端部を取り換えて使えるものがありますが、この差込口のこともソケットと呼んだりします。世の中に出回っているソケットの多くはもちろん既製品であり、ユーザーは目的に応じて適切な製品を選んで購入することになりますが、中には独自の接続端子を作れるものもあり、それがカスタムソケットになります。

例として自動車のシガーソケットがあり、これは基本的にはその自動車に搭載されているバッテリーから電源を取るための端子になりますが、ユーザーの目的に合わせたカスタムソケットにすることも可能です。最近ではハイブリッドカーのように大容量のバッテリーを搭載した自動車も珍しくなく、ソケット形状によっては家庭内で普通に使われている100ボルト電源を取り出し、通常の電化製品を車内で使うこともできるようになっていますし、USB端子を設けることで、スマートホンやタブレットなどの端末の充電に用いることもできます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です